2022年4月17日日曜日

里山自然体験【春の部】渋野丸山古墳見学&ピザ焼き 開催しました(2022年4月16日)

こんにちは、徳島市ecoリーダー会です。

「徳島の豊かな自然を子どもたちに伝えたい!」と環境保全活動をしています。

4月16日(土)に“里山自然体験【春の部】渋野丸山古墳見学&ピザ焼き”を開催しました。

(日亜ふるさと振興財団助成対象事業) 

8組23人の親子がご参加下さいました。

当日は台風1号の影響か、時折強い風が吹きましたが、お天気は良くさわやかな一日でした。

初めに、渋野公民館にて稲木代表からご挨拶をさせて頂きました。


徳島市渋野町は徳島市の南に位置します。

この渋野公民館のすぐ前に徳島で一番大きい
“渋野丸山古墳”があります。

あまり知られていませんが、
四国でも2番目に大きな古墳という
貴重な歴史遺産です。

この写真が“渋野丸山古墳”、
知らなかったら、山かな?と通り過ぎるかもしれませんね。


身近にある歴史を、みなさんに知って頂きたいと、
徳島市社会教育課の宮城様から
“渋野丸山古墳”のお話を伺いました。


今から1600年ほど前に作られた古墳だそうです。
西暦600年ころです。
弥生時代に続く古墳時代(250~600年)のものです。

誰のお墓かはわからないそうです。
興味がわいてきます。

前方後円墳、鍵穴のような形をしています。前長105mです。

お話を伺ったあと、
現地に行き、実際に見学しました。



現地でも宮城様からお話を伺いました。


古墳には竹林があります。
竹が侵食すると、古墳が壊されてしまうので
古墳を守るために管理が必要です。

竹の管理として、みなさんに
タケノコ掘りを体験して頂きました。

前日、前々日と雨が降ったからか、
あちこちにタケノコが、たくさんにょきにょきと頭を出していました。
竹の生命力はすごいです。





みなさん、楽しんで掘られていました。
タケノコを掘ることで
古墳が守られます。

“渋野丸山古墳”を守って
徳島の歴史を後世に伝えていきたいですね。

掘ったタケノコは、おみやげに帰りにお渡ししました。

古墳で集合写真を撮りました。


古墳見学のあとは、
徒歩で“エコの里”へ、徒歩10分くらいです。

“エコの里”で、竹工作とピザ焼きをしました。


エコの里では、ピザ班がピザの準備とピザ窯の火入れをしています。


竹工作では、
竹を切って竹のペン立てを作ります。

切り方や注意点をご説明しました。


のこぎりで筒に切っているところです。
子どもたちが率先して切っていました。


ナタを使って、表面を削っています。
ナタは初めてという方もいらっしゃいました。
たしかに、ナタは普段使う機会はないですね。



サンダー(やすり)で表面を磨くと
仕上がりがとてもきれいになります。


子どもさんも大人も楽しまれていました。
「もっと作りたかった」というお声がありました。

竹工作と並行して、
順番にピザ焼きをしました。

ご家族ごとに
用意した具材をピザ台にトッピングして頂き、
焼きます。



窯に入れるところ
一度に4枚焼けます。



焼けたら取り出して、


カット、

「ピザ、とても美味しかった。」
と大好評でした。

焼きたてのピザを、自然の中で食べるのは
最高ですね!
ご家族でゆったり楽しまれていました。



エコの里で集合写真を撮りました。


渋野公民館に戻り、アンケートを書いて頂きました。


最後に今年度の徳島市ecoリーダー会「里山自然体験」活動に助成して頂いている、
日亜ふるさと振興財団の澤田様がご挨拶してくださいました。


アンケートには、
「古墳に登れてよかった。朽ちることなく保存してもらいたいと思いました。」
「楽しかった。竹工作がもっとしたい。ピザがおいしかった。」
「タケノコを掘るのが楽しかったです。」
「古墳でタケノコ掘りができて楽しかった。エコの里で、竹工作やピザを焼いたこと、また友達がいたことも楽しかった。」
「ピザがおいしかったし、「ペン立て」を作るのも楽しかったです。」
「楽しくてあっという間に感じました。今日やってみてとても楽しかったので、また参加したいです。ありがとうございました。ピザもとても美味しかったです。」
「とても楽しかったです。ピザを楽しみに来ましたが、工作がとても楽しかったです。」

などのご感想を頂きました。

ご家族で古墳や自然を楽しんでいただけて、エコ会もとても嬉しいです。
これからも、渋野丸山古墳や徳島の自然を楽しんでいただける企画をしていきたいと思います。





  

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