「徳島の豊かな自然を子供たちに伝えたい!」と環境保全の活動をしています。
5月14日(日)に「万年山ウォーキング」をしました。
眉山の北斜面に位置する「徳島藩主蜂須賀家の万年山墓所」です。
徳島市教育委員会 社会教育課の三宅様、佐古文化財ボランティアガイド 藤生様、小林様が説明しながら案内して下さいました。
お天気も良くて、眉山の新緑の中、鳥のさえずりを聞きながら歩くのはとても清々しく、気持ちよかったです。
万年山墓所には8代、10代~14代の6人の藩主と、その夫人(正室)や側室、子ども・親族ら62人のお墓があります。
ここはお墓ではなく、 万年山墓所の範囲を示す「御墓山」と文字が刻まれている境界石(石塁)があります。 現在14本残っているそうです。 |
8代藩主宗鎮養嗣子 重隆墓 写真に写っていませんが周りに孫・曾孫の墓が7つあります。 |
12代藩主斉昌墓 |
万年山墓所は、平成14年に国の史跡に指定され、
徳島市教育委員会では、平成19年度から万年山墓所の保存整備事業を実施しています。整備をされている社会教育課の三宅様からお墓の構造や修復作業についてお話を伺いました。
斉昌側室 巻 墓 |
11代藩主重喜の子どものお墓8つ |
ほとんどのお墓で玉垣が崩壊したり墓塔が傾いていて、修復工事が進められています。
墓の周囲や山中斜面に散乱しているお墓の部材をすべて拾い集めて墓ごとに分類し、足りない部材は補填して修復工事をされているそうです。
大変な作業です。
でも、歴史を大切に守っていくことは、私たちの根っこを守る事、しっかりと根っこを下すためにとても大切だと思いました。
10代藩主重喜墓の中を見せて頂きました。
墓塔や土饅頭「封土」に触りました。 |
11代藩主治昭墓 |
落ち葉を踏みしめて登る山道が心地よかったです。
石垣がところどころありました。
急なところもありました。昔は石を運ぶのも、組み立てるのも大変だったんだろうな。
徳島市内に住みながら、こんな素晴らしい蜂須賀家万年山墓所の事を知らなかったです。
貴重な体験が出来ました。
最後に記念撮影!
徳島市教育委員会 社会教育課の三宅様、
佐古文化財ボランティアガイド 藤生様、小林様
ありがとうございました。
徳島市ecoリーダー会は、その後、眉山頂上でお弁当を食べました。
山登りで、一汗かいたあとのお弁当は、とっても美味しかったです。
見晴らしもよく
ウグイスのさえずりも良く聞こえてきて
のんびりできましたよ^^
徳島藩主蜂須賀家のお墓は「興源寺」にもあるそうです。
次は「興源寺」にも行ってみたいな。
佐古文化財ボランティアガイドさんは、「万年山墓所」の案内だけでなく、文化財巡りなどのコースもあるそうです。
無料で案内して下さるので、ご興味がありましたらお問い合わせして見て下さいね。
(お)
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