2024年11月10日日曜日

里山自然体験【第6回】「芋ほり、竹食器作り、里山ご飯体験」

こんにちは、ecoリーダー会です。今年の2月に始まった、日亜ふるさと財団の里山自然体験も、今回の6回目で最後です。今年の夏は本当に暑く、またその期間も長いものでしたが、11月になると さすがに涼しく過ごしやすい気候になりました。

会場の渋野公民館とエコの里には14組43名の親子が来てくれました。

最初に渋野公民館で1年間の活動の振り返りとさつまいもに関するクイズを行いました。皆さん活動の成果が出ていて、よく答えてくれました。




次にエコの里に移動し、2グループに分かれて芋ほりと竹食器作りを行いました。

芋ほり組は、最初に説明を受けました。

つるを鎌で刈り、そのあとスコップで芋を掘り返していきます。







大きく育ったさつまいもをたくさん収穫しました。

竹工作は、昼食で使う汁椀とお皿を作りました。
のこぎりとナタを使って作り、仕上げはグラインダーでふちを削りました。
皆さん上手に作りました。







焼き芋の準備は、芋を洗って濡れた新聞紙アルミホイルに巻いて、火にくべます。




スタッフが準備したさつまいもご飯と豚汁をいただきました。みなさんよほどおいしかったのか、なんどもおかわりしていました。






最後に皆さん一言ずつ感想を発表してもらい、スタッフ手作りの松ぼっくり、竹炭、むくろじを使ったアクセサリー、掘ったさつまいもを渡しました。




最後の感想ですが、1年間の活動で皆さん印象に残ったこと楽しかったことがそれぞれ違うのだなと思いました。そして料理がとても美味しかったこと、スタッフへの感謝の思いを伝えてくれました。
 集合写真を撮り解散しました。
 今回の活動が子供たちの心に残って、自然を大切にする心を持って大きく成長されることを願っています。本当にありがとうございました。

2024年10月20日日曜日

里山自然体験【第5回】「竹灯ろう作り&里山カレー」

 こんにちは、エコリーダー会です。

10月12日日亜ふるさと財団の補助事業で、第五回里山自然体験を開催しました。参加者13組40名でした。

今回は公民館で竹灯ろう作りと、昼ご飯にカレーをいただきました。


最初に渋野公民館に集まりました。


中村さんから、炭窯と竹炭焼きの話を聞きました。


を聞いたあと、竹にドリルで穴を開けて、灯ろうを作ります。






最後にあぶって完成です。

みんな上手に作りました。

その後エコの里に移動し、お昼ごはんにカレーを食べました。




マシュマロを焼いて食べました。


とてもいい天気で、楽しくのどかな休日でした。また次回もよろしくお願いいたします。




2024年8月13日火曜日

里山自然体験【第4回】「藍の生葉染め体験・グリーンたい肥のお話」

こんにちは、徳島市ecoリーダー会です。

「徳島の豊かな自然を子どもたちに伝えたい!」と
環境保全活動をしています。

8月10日(土)に里山自然体験【第4回】
「藍の生葉染め体験・グリーンたい肥のお話」を
とくしま植物園で開催しました。
(日亜ふるさと振興財団助成対象事業) 
11組29人の親子がご参加くださいました。
会場の〝緑の相談所〟

会員手作りの竹のイベント案内と鹿威し


徳島の藍染めは〝阿波藍〟として昔から親しまれてきました。
天然藍の持つ色の美しさ、自然な風合い、がとても魅力的です。

藍染は、「すくも」を作り発酵建てで行われますが、
生葉で手軽に染める方法もあります。

今回は、とくしま植物園で育てた藍を使って
生葉染めを行いました。

こちらが、今回使う藍です。

スタッフが当日の朝
刈り取りをしました


そして、葉っぱをちぎって
葉を集めました。


葉100gを計量します

一回分です。


材料&道具類

藍の葉、バンダナ、薬品2種類、軽量カップなど


模様をつけるときに使う、
ビー玉、洗濯ばさみ竹の棒、輪ゴム



受付け

里山自然体験、始まりました。

代表よりご挨拶

「藍のお話し」と
模様のつけ方を説明しました



模様の見本です

藍の生葉染めの作業を始めました。

模様つけ
 ビー玉や洗濯ばさみ、竹の棒、輪ゴムを使って
 子どもたちは、自由に模様をつけていました。
 出来上がりが楽しみ!



染め液作り
 藍の葉に水を加えて、
 ミキサーで細かくします。

 細かくなったら、ゴミネットで濾して
 葉を除きます。

 薬品(ソーダ灰とハイドロサルファイト)を加えて、
 混ぜて溶かします。

葉をミキサーで攪拌し、ゴミネットで濾しています

ゴミネットで葉を濾し、慎重にギューッと絞ります


薬を入れて混ぜ混ぜして染め液完成
染色
染め液に模様付けしたバンダナを水にぬらして軽く絞り
10分程度染め液に浸します。

ムラにならないように布は液につけたまま
揉んだり広げたりして動かします


染め終わったら、模様付けに使ったビー玉などを外し
水洗いをします。


空気に触れると、鮮やかなブルー色に
素敵な模様が現れたね☆☆☆



どれも個性的です。
世界に一つだけのバンダナが風になびいて
涼しげです~




みんなで写真を撮りました。
藍色に思い思いの模様が描かれてとっても素敵ですね☆☆☆



グリーンたい肥のお話

藍の生葉染めが終わってから
とくしま植物園の
グリーンたい肥のお話を聞きました。

とくしま植物園では
公園の樹木や街路樹を剪定して出来た枝葉を使って
グリーンたい肥を作っています。


公園や街路樹で剪定した木をチップにし、
米ヌカやEM活性液をかけて
有機物を分解・発酵させ
たい肥を作っているそうです。

出来たたい肥は、イベントで配布したり
公共施設の緑化に使用されています。

不要の枝葉をたい肥化することで
資源の循環ができる、
とても環境にやさしい取り組みですね。

グリーンたい肥のお話を聞いてから

たい肥を作っている〝緑のリサイクルセンター〟
を見学しました。


緑のリサイクルセンターは
とくしま植物園の中にあります。

緑の相談所から
公園の中を歩いて移動しました。



緑のリサイクルセンター

剪定した木をチップにする、チップ棟です
中にチップにする機械があります。

次に、たい肥棟に移動しました

左に見える横に長い建物が
たい肥棟です。
コンクリートで区切られて部屋になっています。




チップは、水をまきながら積み上げ
米ヌカとEM活性液を均一に散布します。

水分補給や切り返しを行って発酵・養生をしながら
左から①⇒②⇒③⇒・・・⇒⑨
と移し替えていき、
約4カ月で完成します。

NO.① たい肥化の一番目です。
チップに水をかけて積み上げ、米ヌカ、EM活性液を均一にかけたものです。
みなさん興味深く話を聞いています

NO.④?
移し替えて4番目、ちょうど中間くらい、発酵熱で暖かい
こなれてきた感じです。興味津々で、見学されています。

NO.⑧?最後です
チップは発酵熱で暖かくずいぶん黒くなりたい肥化しているのが分かります
参加者さんが庭に入れたいと話されていました。

普段見れない
身近な樹木の剪定した木を
たい肥にしてリサイクルする工程を見学して

自然の営み(循環)の一端に触れることができました。

森や林の中や
身の回りの自然環境で
自然に繰り返されている循環を
感じることができました。

見学が終わり、緑の相談所へ戻ります

イベントでグリーンたい肥を頂いたことありますが、
どのように作られているのかを知って
一層、大切に活用していきたいと思いました。

とくしま植物園のお話

研修室に戻り
とくしま植物園のお話を聞きました。

とくしま植物園は、山のすそ野に作られていて
とても広い面積だそうです。

ドングリなど実のなる木もたくさんあり
散策する道もあって
自然を楽しめる場所です。

市民が自然に親しむ
憩いの場所として
もっと利用していきたいと思います。
 


以上で、
第4回里山自然体験を終了しました。

代表より終わりのご挨拶

とても暑い日でしたが、
水分補給などしながら
無事終わることができました。

お土産にグリーンたい肥を一袋
お持ち帰りいただきました。
自宅の緑化に利用して頂けたら嬉しいです。

子どもたちには
学校とはまた違った学びがあれば
嬉しく思います。

暑い中、皆さまお疲れさまでした。