2025年7月11日金曜日

第3回里山自然体験(竹工作、流しそうめん)を行いました

 こんにちは、徳島市ecoリーダー会です。

「徳島の豊かな自然を子どもたちに伝えたい!」と環境保全活動をしています。

 令和7年7月12日(土)、第3回里山自然体験を行いました。

(日亜ふるさと振興財団助成対象事業)

今回は竹工作(竹食器・水てっぽう作り)と里山ご飯体験(流しそうめん、デザートピザ)です。

8組22人の皆さんが参加してくれました。


当初は6月28日(土)に予定していましたが、前日に近くの山で人がイノシシに襲われる事故があり、1週間延期しました。

自然と共存していくための注意点を知っていく必要があると思いました。

 

初めに、渋野公民館に集合して、エコの里渋野に徒歩で移動しました。 

エコの里では里山ご飯で使う竹食器と竹で水てっぽう作り、短冊に願い事を書き竹に飾ります。

里山ご飯は、流しそうめんとデザートピザ(2種類)です。


【竹工作】

初めに竹食器を作りました。
そうめんつゆを入れる器とそうめんや薬味を入れるお皿を作りました。

竹食器は太い孟宗竹を使います。




竹のお皿は、竹を半分に割って作ります。
”のこぎり”や”なた”を使って
家族で力を合わせて、上手に作ってくれました!






水てっぽうは、
押し棒の細いメダケ(雌竹)と
筒になる少し太い竹を使います。

子ども達は
”のこぎり”や”きり”を使って
真剣に、上手に作ってくれました。






出来上がり!


的にあてっこしました。




【里山ご飯体験】
広場では、里山ご飯の準備をしています。

そうめんを”かまど”でゆでたり、
ピザ窯でデザートピザを焼いています。


ピザ窯

そうめんをゆでます

デザートピザは、
バナナピザ(バナナ、くるみ、チーズ、チョコソース、バター、はちみつ)
りんごピザ(りんご、スライスアーモンド、バター、グラニュー糖)


自分たちで作った竹食器に
そうめんつゆと
そうめんのトッピングを盛り付けました。

なるとかまぼこ、ねぎ、青しそ、刻みのり、キュウリ、トマト

星型と♡型のきゅうり♡

長~~い、流しそうめん
いったい何メートルあるんでしょう!

たくさんすくって、食べましたよ!




7月7日の七夕に願いを込めて、短冊を飾りました☆彡


願いが叶いますように☆彡


里山ご飯を体験して、活動は無事終わりました。

エコの里での自然体験を楽しんでいただけたなら嬉しいです。


次回は、とくしま植物園で藍の生葉を使い、藍染めを予定しています。

元気でご参加ください。ありがとうございました。

2025年4月24日木曜日

第2回里山自然体験(古墳見学、たけのこ堀り)を行いました。

 令和7年4月12日(土)、第2回の里山自然体験を行いました。

今回は渋野丸山の見学とたけのこ堀りです。11組32人の皆さんが参加してくれました。

渋野公民館に集合し、徳島市社会教育課の西本先生から渋野丸山古墳のお話を聞きました。

古墳とは何か、なぜ渋野に古墳があるのかなど、大変興味深い話でした。現在も発掘調査中で、今後新たなことがわかってくるかもしれません。






その後、徒歩で渋野丸山古墳に向かいました。





古墳は竹が生えてしまい、その適正な管理のためエコリーダー会では竹の伐採を行っています。今回のたけのこ堀は、竹が大きくならないうちに切ってしまうことで、古墳の管理にも役立っている活動になっています。
参加者とスタッフで古墳に入り、たけのこを探しました。











今年は寒い日が長く、雨が少なかったため、たけのこの生育が遅く、一見あまり生えていないようでした。しかし、みんなで一生懸命探すと、地面から少し生えだしたたけのこの先端を見つけることができました。
最終的には1家族1から2個の立派なたけのこを収穫することができました。



最後に収穫したたけのこを手に記念撮影です。

その後エコの里に移動し、お昼ごはんにピザとたけのこごはんとみそ汁をいただきました。









お天気もよく、外で食べるご飯は格別だったようで、皆さんお代わりをしてくれて、とてもおいしいと言ってくれました。

その後解散し、活動は無事に終わりました。次回も楽しい活動を予定していますので、元気でご参加ください。ありがとうございました。

2025年4月7日月曜日

とくしま植物園でたけのこ堀りを行いました。

2025年4月5日(日曜日)毎年恒例の植物園主催の親子たけのこ堀のスタッフとしてお手伝いしました。当日はとてもいい天気で、抽選で選ばれた8組21名の親子が参加してくれました。ラジオ体操で体を動かしてから出発しました。


現地に到着後、山に入ってたけのこを探します。

ところが、今年は雨が少なかったのと気温が低い時期が長かったので、たけのこが全く顔を出していません。参加者とスタッフがみんな必死で探しますが、見つかりません。

足で探って土の中にもぐっているたけのこを見つけ出します。それでなんとか数個の小さなたけのこを掘り当てることができました。






 番外編として、タラの芽を取りました。タラの芽の木は伸びると背丈以上にもなり、幹はとげとげです。







今年の参加者はたけのこを十分収穫することができず、本当に残念でした。スタッフも一生懸命探しましたが、本当に出ていませんでした。もう少し日がたって雨が降ればにょきにょきと出てくることでしょう。
食物の営みは、天地の働きで起こること、人間が頑張ってどうにかできることではないことなのだと改めて思わされました。今回のことはそのような経験をしたと前向きに考えたいと思います。参加者の皆さんはもしよければ来年も参加してください。そして今度こそたくさんのたけのことを収穫しましょう。ありがとうございました。お疲れさまでした。