2024年2月23日金曜日

里山自然体験 第1回「原木しいたけ作り」を開催しました

 こんにちは、徳島市ecoリーダー会です。

「徳島の豊かな自然を子どもたちに伝えたい!」と環境保全活動をしています。

2月17日(土)に“里山自然体験【第1回】「原木しいたけ作り」を開催しました。(日亜ふるさと振興財団助成対象事業)

今年の里山自然体験は1年を通して6回シリーズで開催します。

今回、70組近くの応募がありました。里山自然体験に関心を寄せてくださり大変ありがたいと思います。

みなさんに参加して頂きたかったのですが、抽選で、対応できる限りの15組に決めさせていただきました。

当日は当選された方全員、15組42人のみなさまのご参加です。

少し、肌寒くはありましたがお天気も良く、作業を楽しんでいただけたと思います。


会場の渋野公民館です。

初めに、代表の稲木よりご挨拶いたしました。


ご協力いただいた、徳島県森林づくりリーダーの会 左から
佐光さん、片岡さん、工藤さん、吉原さん


一年を通して一緒に活動する参加者の方も
自己紹介しました。



そして、最初に
里山のお話
徳島県森林づくりリーダーの会 佐光さんに
里山についてお話をして頂きました。


たくさんのスライドで、徳島の里山の魅力、
昔の方の里山とのかかわりや
管理の仕方など
楽しく、わかりやすく紹介してくださいました。


参加者も熱心に聞かれていました。

里山について知ることができ、
親しみを持ち、興味がわいてきました。

そのあと、
徳島県森林づくりリーダー 工藤さんに
丸太切り体験のチェーンソーの使い方や注意点、
装着する安全ズボン(チャップス)についてなどを
説明していただきました。


稲木代表より、竹ぽっくりの作り方を説明しました。


室内でのお話が終わって、
作業は、外で行いました。

まず、ラジオ体操で体をほぐしました。


そして原木しいたけづくり

受付で引いた番号の原木を受け取ります



徳島県森林づくりリーダーの片岡さんから
しいたけ菌の植菌の仕方や
植菌後の原木の管理の仕方を
聞きました。



原木にドリルで穴をあけます。
親子で協力して、真剣に作業されています。





あけた穴にしいたけの種菌のコマをハンマーで打ち込みます



原木は長さは60cmです。
20~30個の種コマでしょうか、

種コマを打ち込んだら、植菌終了です。


原木しいたけの植菌ができたら、

丸太切り体験
竹ぽっくりを作って遊ぼう
はがきの木(タラヨウ)の葉で手紙を書こう

を体験しました。

丸太切り体験

チャップス(安全ズボン)を装着して
チェーンソーでヒノキの丸太切りを体験しました。

あっというまに、切り落とされます。
子どもさんも、お父さん、お母さんも
体験されました。
スタッフが指導、補助し、安全に体験できました。





こちらは、のこぎりでの丸太切り
子どもたち、最後まで頑張りましたよ☆





切った丸太(ヒノキ)は
とってもいい香りがします~~~
お風呂に浮かべてもいいね。


磨くと、とっても素敵な台やコースターになります。



竹ぽっくりを作って遊ぼう

竹を切って、ひもを通して竹ぽっくりを作りました。




ひもを通す穴をスタッフがドリルで開けます


ひもを通して完成です。


みなさん、上手に乗ってます。



はがきの木(タラヨウ)の葉で手紙を書こう

タラヨウの葉の裏側に楊枝などで文字や絵をかくと、すぐにその跡が黒く変色し、
書かれたものは葉が枯れても残り、
「葉書」の語源になったとも言われています。
はがきの木とも呼ばれています。
徳島郵便局にも植えられているそうです。

佐光さんが、タラヨウの葉を用意してくださいました。

タラヨウの葉 
四角のところは切手用に空けといてね


つまようじでお手紙を書いています。
おばあちゃんに送るそうです。


書いてもらった手紙は、
佐光さんが、切手を貼って郵便局に出してくださいます。



みなさん、はがきが届くのを楽しみにしてくださいね。

以上で 体験活動は終了しました。
アンケートを書いて頂きました。

稲木代表よりご挨拶いたしました

集合写真です。


アンケートからも
親子でいろんな体験を楽しんでいただけたようで、よかったです。
自然に親しみ、興味を持つきっかけになればうれしいです。

毎年ご協力いただいている 徳島県森林づくりリーダー方々には
今回も原木の準備や丸太切り体験、しいたけ植菌などで
体験お世話になりました。

植菌した原木からしいたけが生えるのは、来年の秋になります。
種コマからしいたけ菌が広がって原木の栄養を吸収して育つので、
とても時間がかかります。


原木しいたけは、肉厚でプリプリしていて味わい深くておいしいですよ
みなさん楽しみに気長に待ってくださいね。

ではまた次回、よろしくお願いいたします。