こんにちは、徳島市ecoリーダー会です。
「徳島の豊かな自然を子どもたちに伝えたい!」と環境保全活動をしています。
11月10日(日)に
『藍(あい)”を楽しもう』3回シリーズの三回目を開催しました。最終回です。
(こどもゆめ基金助成活動)
親子5組15名がご参加下さいました。
(体調不良等で欠席となった4組13名には、収穫した藍の種・スイーツレシピ・藍粉などをお送りし、ご家庭で体験してもらいました)
1回目は、藍苗の植え付け
阿波藍のお話(講師:一社 ジャパンブルー上板理事長 瀬部昌秀さん)
藍染め体験(すくもを使ってバンダナを染める)
2回目は、藍葉の収穫
藍の生葉染め体験(生葉を使ってバンダナを染める)
3回目は、藍種の収穫
藍農家のお話(講師:多家良インディゴーズ代表 高曽根督也さん)
食用藍を使ったスイーツ作り
【体験花壇で藍種の収穫】
最初に、とくしま植物園の体験花壇で藍種の収穫をしました。
5月に植えた藍苗は花を咲かせ種がたくさん出来ています。
種を収穫し、また来年
藍を育てることができます。
【藍農家のお話】
多家良インディゴーズ代表 高曽根督也さんから
「食べる藍を育てる」と題してお話をしていただきました。
多家良インディゴーズは
徳島市多家良地区の新規就農者7人が平成29年に設立した団体です。
ミカンやイチゴなどを栽培するメンバーは
夏場に収穫できる〝食用藍〟に出会い栽培を開始。
食べる藍は無農薬栽培なので、防虫対策がポイント。
メンバーの農業経験を活かし、多家良式オリジナル栽培方法を生み出したそうです!
また、大学と共同で食品を藍色に染める研究をしたり、
幼稚園で藍染めの体験会を開いたり・・・藍の魅力を広く伝えているそうです。
今度は「藍のクレヨン」を作って保育所に配布するとのこと。
「染める藍」、「食べる藍」だけでなく「遊ぶ藍」
徳島を藍文化で活性化したいとの思いが伝わりました。
活動を応援したいですね。
さて、藍染めで有名な〝藍〟ですが、
昔「藍職人は病気知らず」と言われており、昔から食用、薬草として
親しまれていました。
今日は、藍をおいしく食べよう!と藍粉を使ったスイーツ作りを体験しました。
【食用藍を使ったスイーツ作り】
はじめに、食用藍についてご説明し、
班分けをしました。
作るのは、
・藍玉団子
・藍色蒸しパン
・藍あいホットケーキ&みかんのスムージー
スイーツ作りでは、どちらの親子さんも協力して、
作られていて、素敵だなと思いました。
子どもたちはみんな大活躍です。
みんなで、手分けしてとってもスムーズでした!
<藍玉団子>
<藍色蒸しパン>
<藍あいホットケーキ>
<盛りつけ>
次々と出来上がるスイーツを
ワンプレートに盛りつけています。
豪華、圧巻です!
おいしそうでしょ。
藍パウダーを混ぜ込んでいるので、緑色になりました。
藍パウダーは、抹茶に似た香りがします。
体に良さそう^^
フルーツ、生クリーム、も添えて、
藍色団子は、きなこと黒みつをかけました。
<試食タイム>
まちに待った、試食タイム。
自分たちで作ったスイーツは、
いっそう美味しいですね!
手前のポットは、藍のお茶です。
お茶も美味しいです!
1回目と2回目の写真のスライドショーを見ながら、
頂きました。
藍を育て、藍染めをし(発酵液&生葉染め)、藍を頂きました。
藍を知り、藍を楽しむ、3回シリーズ、藍を堪能して頂けたことと思います。
参加者からの感想
*食藍があることを初めて知りました。藍の製品にも興味がわきました。
*徳島県の藍文化や家庭でできる藍の利用方法を知ることができて良かったです。
*藍のいろんな体験ができて楽しかったです。徳島の藍がもっと全国に広がることを願います。
ご参加下さいました皆さま、ありがとうございました。